生後5ヶ月になったらBCG予防接種が受けられます。BCGは結核を予防するためものです。
赤ちゃんが結核に感染すると、結核性髄膜炎などになる可能性があり重い後遺症を残すことになりかねません。
生後5ヶ月に達したら、早めにBCG予防接種を受けましょう。
BCGはよくある注射ではありません
BCGは他の予防接種のような注射ではなく、直径2センチほどの印鑑のような形に9本の針がついたものを縦に2回、上腕に押し付けます。
終わったあとは、押し付けた部分を乾かします。
息子がやった病院では別室に移動し、そこで15分ほど乾くのを待ちました。
そのとき、押し付けたところには何も触れてはいけないので私の髪を縛るようにヘアゴムを渡されました。
暴れる赤ちゃんだと乾くまでじっとさせるのが大変だと思いますが、どうにか頑張ってください。
BCG予防接種跡の経過写真
当日
押された丸い部分の跡まで残っています。
1日後
2日後
3日後
10日後
半分服で隠れちゃいました。すみません。
3日後より薄いです。
3週間後
少し赤く範囲が広がってきました。
1ヶ月後
ぷっくりしてきました。
1ヶ月と1週間後
中央部分が膿んできました。
1ヶ月と2週間後(現在)
膿んだ部分は小さくなりました。
まだ赤みは強いですが、周りから皮がむけてきています。
正常の赤みと化膿について
接種後10日ごろからぽつぽつと赤みが出始め小さく膿むことがあり、接種後4週間頃に赤みと膿みのピークを迎えます。
そのあとは、接種後3ヶ月までには治って跡が残るだけになります。
赤みと膿みは接種したことにより抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るのでその部分は清潔に保ち、包帯や絆創膏を貼ったりしないでください。
こんなときは医師に相談
- 接種後3ヶ月以上経ってもジクジクしているとき
- ただれている
- 大きく腫れている
- 化膿して自然に破れて膿が出る
- まれに接種した側のわきの下のリンパ節が腫れ、治らない(通常は自然に治ります)
コッホ現象について
接種後10日以内に接種した部分が腫れたり膿んだりし、通常2~4週間後に治まり、その後跡だけになるという反応が起こることがあります。
その場合は赤ちゃんが接種前に結核菌に感染している場合なので、接種した病院や住んでいる区の区役所へ連絡してください。結核に感染していないか検査をします。
接種当日、お風呂は入って大丈夫
BCGの部分をこすらなければ、お風呂は当日に入っても大丈夫です。
まとめ
他の予防接種は注射を打って「はい終わり!」ですが、BCGは乾かしたり跡の様子を見たり少し戸惑いますね。
乾かす際に少し何かに触れてしまっても、4週間後にきちんと反応があれば大丈夫みたいです。
最後まで見てくださってありがとうございました。
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