夏と言えば蚊取り線香ですよね。私は蚊取り線香の匂いを嗅ぐと夏を感じます。
蚊取り線香、毎年使い切れていますか?我が家はこの季節になると押入れから去年のを引っ張り出してきて使用します。
そこでふと、蚊取り線香は使用期限があるのか気になったので調べました。
蚊取り線香の使用期限
はっきりとはないですが、目安としては湿気の少ないところに保管された未開封のものであれば5年は使えます。
そうでないところにあった場合は若干効果は落ちているかもしれませんが、3年は使用することができます。
蚊取り線香はなぜ使用期限を記載していないのか
蚊取り線香は厚生労働省の許可の元製造販売されており、法律で3年以上品質が安定していることが確認されているものは有効期間の表示が不要となっているためです。
ということは、あまりいつのかというのは気にしなくて良さそうですね。
蚊取り線香の持続時間
風が当たる場所に置いておくと燃える時間が早まるので持続時間は多少短くなりますが、基本的には約6時間です。
また極太タイプの大きいものだと約10時間、小さいタイプだと約3時間になります。
風に当たったりしなければ10cmの蚊取り線香は約1時間で燃えます。
蚊取り線香の効果、その範囲
古い蚊取り線香でもきちんと保管されていたものならば通常のものと変わらず効果はあります。
蚊取り線香の有効範囲は約6畳です。また風上や屋外では効果が薄れるので注意してください。
知っとくと便利な消し方いろいろ
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蚊取り線香の開発には福沢諭吉が関係している!?
蚊取り線香で調べていたら意外なことに、蚊取り線香の開発に1万円札に印刷されている福沢諭吉が関係ありました。
金鳥蚊取り線香で知られる大日本除虫菊株式会社の創業者 上山英一郎は、1886年に福沢諭吉より紹介されたH.E.アモアより除虫菊の種子を譲り受ける。
福沢諭吉がH.E.アモアを紹介して、開発の元となった除虫菊をあげたそうです。除虫菊を使って試行錯誤の結果蚊取り線香ができたんですね。
ただ今は除虫菊はほとんど使用していません。ピレスロイドという除虫成分を使用しています。
おうちでの虫対策
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まとめ
蚊取り線香は去年と言わず長い間使用できるんですね。これで安心して使えます。
また、煙には直接的な効果はなく、燃えている手前5mm~1cmほどのところから有効成分が揮発しています。その成分が煙に乗って、空気中に分散されているんです。
普段何気なく使っていましたけど、福沢諭吉と繋がっているのがお札だけじゃないんだーって思いました笑
最後まで見てくださってありがとうございました。
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