「ベランダ 東向き」や「バルコニー 東向き」で検索すると「やめとけ」や「後悔」が表示されますが、なぜでしょうか。
まずは東向きのベランダやバルコニーのメリットを見てみましょう!
東向きのベランダやバルコニーのメリット
朝日を受けることができる
東向きなので朝日を直接受けることができます。朝日は柔らかく気持ちよく、日光浴を楽しむことができます。特に朝の時間帯にリフレッシュしたい場合に最適です。
昼間の日陰
午後から夕方にかけては西日が直接当たらないため、暑い夏の日中でも比較的涼しい場所となります。これにより、昼間でも快適に過ごせる空間を提供します。
植物の育成
多くの植物は朝の日光を好むため、東向きのベランダやバルコニーは植物の育成に適しています。日照時間が長く、植物がより健康に育つでしょう。
眺望の開放感
東向きの場合、景色を眺める際に直接的な日差しが眩しいことが少なく、景色を楽しむことができます。特に都市部や自然が広がる場所での眺望は、東向きのバルコニーからの景色は美しいことが多いです。
きつい西日がない
夕方になると西からの日差しが避けられるため、夕暮れ時に静かで落ち着いた時間を過ごすのに最適です。特に夏の西日はきついのでそれがないのはメリットですね。
次にデメリットを見てみましょう。
東向きのベランダやバルコニーのデメリット
日中の日照時間の制限
東向きの場合、朝は日光を十分に受けることができますが、昼間から夕方にかけては日影が長くなります。そのため、洗濯物が十分に乾くまでに時間がかかることがあります。
植物を育てる場合注意
多くの植物は日中の直接的な日光を好むため、東向きのベランダやバルコニーでは日照不足になることがあります。特に日光をたくさん必要とする野菜や花の栽培には不向きかもしれませんので、育てる直物を選ぶ必要があります。
黄昏時、夕日を楽しめない
東向きの場合、日の出や朝の時間帯には美しい景色を楽しめますが、夕方から夜にかけての景色が制限されることがあります。特に夕焼けや夕陽を楽しみたい場合には、西向きのバルコニーの方が好まれることがあります。
寒冷地の場合の寒さ
特に寒冷地の場合、東向きのベランダやバルコニーは日中の太陽の温かさをあまり受けられないため、冬場は特に寒くなりがちです。このため、洗濯物が乾きにくい季節が長く続く可能性があります。
では、午前にしか日が当たらない東向きのバルコニーやベランダでは、洗濯物は乾くのでしょうか?
洗濯物が乾くのに必要なものは次の4点です。
洗濯物が乾くのに必要なもの
- 日光: 洗濯物が乾くためには、日光が最も重要です。直接日光に当てることで、水分が蒸発しやすくなります。特に乾燥が速くなるのは朝や昼間の時間帯です。
- 風: 風は洗濯物を乾かすためにも効果的です。風があると空気が循環し、湿気を逃がしてくれます。風の強い日には特に乾燥が促進されます。
- 乾燥スペース: 洗濯物を干すためのスペースが必要です。ベランダや屋外のライン、室内の物干し竿や物干しラックなどが使われます。
- 時間: 時間も乾燥には必要です。天気や湿度にもよりますが、通常数時間から半日程度で洗濯物が乾くことが一般的です。
これらの要素が揃うことで、洗濯物は効率的に乾くことができます。
実際に東向きのおうちに住んでいる方の意見を読むと、日光が当たらなくても風通しのよい場所ならば洗濯物は乾くようです。
以前、東向きのマンション4Fに住んでいました。 朝日が気持ちよく、冬は多少寒く感じましたが、 夏は暑すぎず、快適でした。 午後から、直射日光は当たりませんが、 電気は特に必要なかったです。 洗濯物は十分乾きました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1152283846
ベランダとバルコニーの違いは?
ちなみに、ベランダとバルコニーの大きな違いはご存知ですか?それは屋根があるかないかです。
屋根や庇(ひやし)があるのがベランダ、屋根がないのがバルコニーです。
さいごに
東向きのベランダやバルコニーに向いている方は以下の通りかなと思います。
- 朝型の生活を好む人
- 昼間の日差しや西日を避けたい人
- 日光をたくさん必要とする緑の葉や花を育てたい人
- 都市の朝の活気や、朝焼けを眺めることが好きな人
東向きが良いかは個人の好みや生活スタイルによって異なるので、絶対に「やめとけ」や「後悔」ばかりではないと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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