営業黒字の意味とは?逆に営業赤字の意味とは?わかりやすく説明します

Pocket

47

ニュースを読んでいたら、『営業黒字』という文字が目につきました。
会社のことや難しいことはよく分からないけど、どういう意味なんだろうと思って調べてみました。
逆に『営業赤字』というものもあるのかな?と思い、そちらも調べてみました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

営業黒字とは

営業黒字とは、営業利益のこと。

営業利益とは、その会社の本業で稼いだ利益のことをいいます。
その会社の本業とは、例えば本屋さんなら本を売ること、カフェなら食べ物や飲み物を売ること、服屋さんなら服を売ることです。

商品を売って稼いだ利益のことをいいます。

(ちなみにその会社の本業以外で稼いだ利益のことは『経常利益』といいます。)

営業利益の計算の仕方

『営業利益』をどうやって計算するこというと、
商品を売って得たお金から、人件費から消耗品費など掛かったお金を引いて残った
金額のことをいいます。

商品を売って得た利益(このこと『売上総利益』という)が1000円で、人件費や消耗品費
(これらを『販売費および一般管理費(販管費)』という)が400円だとすると、
この場合の営業利益は600円になります。
『営業利益』が『販売費および一般管理費(販管費)』より多いのでこの場合は営業黒字です。

営業赤字とは

営業赤字は営業黒字の逆のことをいいます。
つまり、『販売費および一般管理費(販管費)』が『営業利益』より多いことをいいます。
商品を売っても売っても人件費や消耗品費などの方が高くついてしまう状態です。

販売費および一般管理費(販管費)とは

会社を運営していく上で必要な支出は色々なものがあります。

給料、賞与、法定福利費、福利厚生費、広告宣伝費、接待交際費、旅費交通費、支払手数料、賃借料、通信費、水道光熱費、保険料、減価償却費、租税公課、消耗品費などなど。

よく聞く『経費削減!』は利益を出すため会社にとってはとても大切なことなんだなぁと痛感します。

商品が売れたら黒字だ!ではない

すごーく当たり前なんですが、商品が売れたらそれで黒字なわけではないってことがよくわかりました。

★例えばパン屋さんにて★

客『このメロンパンください』

店『200円になります』

客『はい、200円』

店『ありがとうございました!わーい!200円の利益だぞ』

って、メロンパンひとつ売れたことで200円の利益が出ましたけど、これで黒字とはならないですよね。

目の前にぽんっ!とメロンパンが出現して、それをちょうど欲しがっていた目の前の人に売ったなら200円の黒字となるけど、実際にそんなことはあり得ない。

メロンパンを売るためにはメロンパンを作ることが必要だし、メロンパンを作るためには
材料も器具も必要だし、他にも人件費や家賃だってかかってくるし・・・。

うぁー社長さんや起業する人って色々考えてるんだなぁ^^;

さいごに

自分なりに営業黒字、営業赤字について調べてみました。

商品を売って得た利益が、その商品を売るためにして使ったお金より高いと黒字、低いと赤字ってことですね。

会社を経営するって、いろーんなことを考えないといけないってことが分かりました。という、小学生の読書感想文みたいな感想しか言えないけど(笑)、とても勉強になりました。

最後まで見てくださってありがとうございました。

Pocket

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です