早産で未熟児の退院後フォローアップ外来健診の内容は何?いつまで?

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息子は2ヶ月早産でした。1500gに満たなかったので極低出生体重児の未熟児です。

NICUに2ヶ月入院し、順調に体重が増え予定日の前日に退院することができました。

退院後に行われるフォローアップ外来健診についてまとめました。

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未熟児に行われるフォローアップ外来健診とは

NICUやGCUを退院した未熟児は、退院するにあたってその時点での『おうちに帰って大丈夫』という先生のお墨付きをもらうわけですが、それ以降もきちんと脳(精神)や身体が発達・成長しているかを見ていくことが必要です。

そのため、早期に異常を見つけられるようにとフォローアップ外来健診を定期的に行います。

フォローアップ外来健診の定期的ってどのくらい?いつまで?

病院やその赤ちゃんによると思いますが、息子の場合は一度退院してから『1ヶ月後⇒3週間後⇒1ヶ月後⇒2か月後⇒3ヶ月後』と見ていきました。

“key age”と呼ばれる『4、7、10ヶ月、1歳6か月、3歳』と見ていくと予定であったので、1歳以降は問題がなければ今までよりは頻度が下がると思います。

病院によっては1歳未満で終わることもあるようです。

フォローアップ外来健診の内容と病院での流れ

息子の場合をお話ししますと、まず朝のうちにおうちで尿検査用のおしっこを取ります。

赤ちゃんのおしっこってどうやって取るの?と最初は不安でしたが、こういうものを使います↓

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おしっこを直接キャッチできるようにお股に貼りつけてオムツをし、時間をおいておしっこが取れていれば剥がして尿検査容器に移します。シールの部分は皮膚を傷めない優しい接着力のもので、ゆーっくり剥がせばご機嫌です。
そして病院に予約時間に行き、おしっこと母子手帳と予約表を提出。

採血をするので呼ばれるので息子だけ部屋へ、親は廊下で待機。

なぜかというと、おそらく赤ちゃんの採血は親には過激だから。と、私は思います。(病院によっては親もその場にいるのかもしれないけど)

赤ちゃんは小さい頃だと腕ではなく手の甲から採血します。小さい手の甲なので血管が見つからないと数回刺すことになります。泣き叫ぶ赤ちゃんを看護師さんが押さえつけてる絵図を見たらきっと親は『あぁ可哀想・・・』『早く産んでしまってごめんね』など考えてしまうんじゃないかな。まぁ、廊下まで泣き叫ぶ声は聞こえちゃうんですけどね。そのとき私は『がんばれがんばれ!』と応援しつつ、涙を拭くハンカチと水分補給用のマグを準備しておきます。

採血のあとは血液&尿検査の結果が出るまで待機。その間に授乳したりオムツを替えたり、私の腹ごしらえをします。1時間ほどかかります。

そのあとは先生と問診。まずは身長体重頭囲を調べます。

次に『ミルク・母乳の量はどのくらい飲みますか?』『話しかけるような声を発しますか?』『寝返りしたのはいつですか?』などそのときの月齢に合わせて質問されます。

何が暦月齢通り出来ているか、修正月齢で出来ることが出来ているかなど先生は見ています。

ベッドを使って赤ちゃんの四肢を見たりどんな動きができるかを見ます。仰向けにしたりうつ伏せにしたり、顔に置いたガーゼを手で取れるかなど。

そして血液&尿検査の結果を聞きます。貧血ではないか、骨密度はどうだなどです。

ここで少し心配な部分があれば貧血やカルシウムの飲み薬を処方されます。息子も最近まで処方されていました。徐々に数値が整ってきたので今は薬は卒業しました。

そしてこの日のフォローアップ外来健診は終わりです。

フォローアップ外来健診の費用は?滞在時間は?

全部で検査や待ち時間を入れると2、3時間はかかります。

費用は医療証を使うのでかかりません。薬も医療証を使えます。かかるのは交通費だけです。

最後に

フォローアップ外来健診は、『市で決められている健診をもっと頻繁に、そしてもっと詳しくやる』という認識でいいと思います。

息子の病院では、NICUの頃に担当してくれた先生なので、息子を産まれた直後から知っています。そのためフォローアップ外来健診に行くたびに『大きくなったねぇ!』っていってもらえるので嬉しいです^^

いかがでしたか?最後まで見てくださってありがとうございました。
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